着物で日光

紅葉のピークは過ぎてしまいましたが
行って来ました、日光へ。

今回も宿泊は「日光パークロッジ」です。

東京より5度は寒いと聞いたので、
重ね着の王道、着物で行くことに。

着いてみると確かにかなり寒い。
それでもロッジの中は、本物の暖炉でポカポカ!










薪をくべる本物の暖炉にあたるのは初めてです。
嬉しくて、とうとう観光には出かけず、
ずっと暖炉の前に座っていました。

夕方からは、ロッジのご近所の方々や
宿泊客の皆さんと、卓を囲んで大騒ぎ。
珍しく日本人客が多かったので、私も会話に入れました。(ホッ)
暖炉の火とおしゃべりを楽しむうち、あっという間に就寝時間。
本当に、居心地の良いロッジなのです。


翌日は、オーナーの案内で龍王峡へ。

公式HPによると

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今から2200万年もの昔、海底火山の活動によって
噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され、
現在のような景観になったといわれる「龍王峡」。
その名の通りまるで龍がのたうつ姿を思わせるような
迫力のある大景観は、山間のいで湯、川治温泉と鬼怒川
温泉の間、約3キロに渡ります。ことに「むささび橋」
からの眺めは、この渓谷でのハイライト。
巨岩と清流とがおりなす自然の芸術品が眼前に広がります。
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とのことですが、コピー通りに迫力満点の大景観でした!
人間が作ろうと思ったところで作れない、壮大な自然の芸術。
心のみならず、身体中の血が洗われるような爽快感。
そして、お腹の底から気力がみなぎってくるようです。

途中、湿地帯や、道なき道を行くシーンもありましたが、
モスの襦袢にウールの長着でしたから、汚れを気にせず
しっかりハイキングコースを楽しんできました。










その後、川治温泉へ。
鬼怒川を眺めながらの温泉は最高でしたが
サウナ状態の更衣室で、湯上がりの火照った身体に
着物を着るのには閉口しました。
でも、ひとたび外へ出ると冬の寒さなので致し方なし。
着てきたものを、元通り全部着込みました。

「きのこの物産センター」で熱々のきのこ汁を、
「日光おかき工房」で様々な種類のおかきをいただき、
ロッジへ戻ってチェックアウト。

オーナーとの別れを惜しみ、再会を誓う握手を…と思ったら、
オーナーは東京へ行く用事があるとのこと。
ちゃっかり、渋谷まで車に便乗させていただきました。

なのに…都内に入るまで約3時間、爆睡してしまった失礼な私。
渋谷駅前の喧騒の中、寝ぼけまなこでお別れしたのでした。
あ〜、恥ずかしい。

また来年、お邪魔しま〜す!

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